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2011年1月27日木曜日

汐焼きそば誕生秘話②「羽田」・「蒲田」

そうなると、アイデアは面白い様に次々と浮かんできます。
「羽田」・「蒲田」。この地名に由来する食材をどうしようか?

「羽田」から鶏肉を連想?いやいやBBQの〆にまた「肉」ですか?「鶏肉」はやめて、タレに「羽田」→「鳥ガラスープ」ということで行こうと決めました。

さてお次は「蒲田」です。蒲田といえば、ラーメンと羽付餃子が有名ですが、焼きそばの具材にはなりませんね。そこでまず、「蒲田」の歴史を調べるところから始まりました。現在も「あやめ橋」という橋があります。「あやめ」→「菖蒲」なんですね。かつて蒲田は「菖蒲園」があったのですね。
*「蒲田菖蒲園」…蒲田は明治から大正にかけて菖蒲園で知られる行楽地。広さ1万坪の園内は、季節になると菖蒲をはじめ牡丹や藤の花が咲き、のり巻きや稲荷寿司などを売る茶店もあって、休日になると多くの来園者で賑わったと記述があるそうです。この菖蒲園への行楽客誘致が目的で、明治37年(1904)に東海道本線の駅として開設されたのが、現在のJR蒲田駅だそうです。

あるサイトで面白いものを見つけました。「ニラ」を間違えて「菖蒲」の葉っぱを食べたサイトの体験記のくだりを発見し、「蒲田」→「ニラ」というラインを結びました。